Profile
押川憧子
宮崎県宮崎市出身。
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。
現在、同大学大学院音楽研究科器楽専攻鍵盤楽器研究領域(ピアノ)
修士課程1年在学中。
2023年、大学在学中に左手の局所性ジストニアと診断される。
現在は右手での演奏活動および研究に取り組み、新たな演奏表現の可能性を探求している。
これまでに第22回宮日音楽コンクール中学生ピアノ部門最優秀賞およびみやぎんジュニア特別賞、第9回音の夢ピアノコンクール全国大会高校生部門第1位および室内楽セミナー賞受賞。
2021年シンガポールにて開催のジョユー国際コンクールにて銀賞・ラヴェル賞受賞。
2025年第3回左手のピアノ国際コンクールセミプロフェッショナル部門第1位。
その軌跡が日本テレビ『真相報道バンキシャ!』にて放映される。第1回釜山ピアノフォーラム国際コンクール一般部門第1位。
第35回くるめ新人演奏会(大学推薦)に出演。
日本演奏連盟主催「新進演奏家育成プロジェクト・オーケストラ・シリーズ第88回(福岡)」に出演し、九州交響楽団と共演。
これまでに中村洋子、長池環、松村英臣、吉永哲道、山本光世、青柳晋、吉田友昭の各氏に師事。現在、浜野与志男、智内威雄、ヘンリ・ジークフリードソンの各氏に師事。
Concert
2026年2月2日(月)
18:30 開演
福岡市民ホール 中ホール
2,500円(全自由席)
チケットのお申し込みは、下記URLにて承ります。
よろしくお願いいたします。
Lesson
現在、お問合せにて対応しております。
メッセージ
大学4年の夏、左手に違和感を覚え、「局所性ジストニア」と診断されました。
思うように弾けなくなり、音楽の道が閉ざされたように感じました。
けれどもその期間が、音楽の意味をもう一度見つめ直すきっかけとなりました。
「なぜ音楽をするのか」「自分にとって音楽とは何か」を、 改めて真正面から考える時間でもありました。
先生方や、同じ症状を抱える演奏家の方との出会いに支えられ、 再びピアノに向き合う決心をしました。
そのとき、スクリャービンの《左手のための小品 Op.9》に取り組んでみたことで、 久しぶりに音を奏でる喜びを強く感じました。
片手で弾くという新しい演奏スタイルは、 両手で弾いていた頃とはまったく違う感覚があります。
片手で音を紡ぐからこそ、音と向き合う密度が高まり、 音楽の本質的な自由さを実感しています。
音楽は、私にとって切っても切り離せない存在です。
片手で演奏を続ける経験そのものが、 「音楽とは何か」という問いに新しい視点を与えてくれています。
これからも、一音一音に心を込めて、 音楽の力を信じながら歩んでいきます。